2017年5月3日 横須賀 武彦

培養の知識は医師には不可欠。でも、現実は・・・

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担当医師に培養液や培養方法、受精方法、凍結方法に関してご質問しましたが、培養士に任せているので自分はわからない、とのことでした。医師が培養に関してわからないで良い胚ができるのでしょうか?

このようなご質問がありましたのでお答えします。

培養業務に関しては培養士が主に担当しています。そのため技術的な細かい部分に関しては専門家である培養士が知っていれば良いかと思います。

これは一般の仕事もそうですが、管理者がすべての業務を出来なくても良い事と同じことだと思います。

ただ培養方法、培養液、受精方法、凍結方法などに関しての根本的な考え、理論的な背景、原理などに関しては生殖医療専門の医師であれば当然知っていなければいけない部分です。ここを知らずして良い治療を行うことは不可能だと思います。

参照ブログ:http://ameblo.jp/kazutom/entry-12270786441.html?frm_src=favoritemail

 

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この記事を書いた人

横須賀 武彦

バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超