2022年1月9日付けの「妊娠しやすいカラダ作り」サイト運営メールマガジンによると、イタリアのミラノ大学による研究では…
グリセミック負荷が高い食事、炭水化物の多い食事をしていた女性ほど、卵巣低反応が多かった
妊娠しやすいカラダ作り
…というのです。
グリセミック指数 (glycemic index) とは、食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値である。1981年にデヴィッドJ.ジェンキンズ(英語版)らが、食品による血糖値の上がり方の違いを発見し提唱した[1]。グリセミック・インデックスまたはGI値とも表現される。後に、炭水化物の量も考慮したグリセミック負荷が考案されている。
ウィキペディア
血糖値が上がりやすい食べ方をすることでどれほど卵巣が低反応になるのかというと…
グリセミック負荷で3つのグループに分けたところ、最大グループは最小グループに比べて卵巣低反応のリスクが約4倍高く、同様に炭水化物では5倍弱、それぞれ高いことがわかりました。
妊娠しやすいカラダ作り
このように、血糖値の上昇しやすい食事は卵巣予備能が正常な女性の卵巣の反応性にマイナスの影響を及ぼすことが示されました。
…となり、血糖値が上がりやすい食べ方を続ける事には採卵可能な数を減らすリスクがあるという事が分かります。
この研究結果を誤解して頂きたくないのは、決して「血糖値が上がりやすい食事」が悪、という事ではないという点です。代表的な主食である、米やパンを摂取しないのでは、採卵リスクよりも健康そのものを害する可能性があります。
では、血糖値が上がりやすい食べ方を控えるにはどうすれば良いのでしょう?
妊娠しやすいカラダ作りでも指摘されているとおり、「糖分の多い飲み物を避ける」という方法が最善ではないでしょうか。
糖分の少ないお茶や、お水を主に飲むようにして頂けますと幸いです。