日本国内で不妊治療を進めていたり、第一子が成長して「もう一人」となったとき既に40歳を超えていたという事も多いと思います。
40歳から自己卵子を利用した代理出産プログラムを進めるには、既に日本国内に着床前診断済の正常胚が凍結保存されていることがベストシナリオとなります。(40歳から採卵を始めても遅くは無いと思います)
なぜなら、40歳を超えると採卵10個につき1個が正常胚であれば好成績となるからです(上記、弊社姉妹サイトのブログ記事を参考ください)。
また、42-43歳になると採卵あたりの平均個数は6個程度になるため、正常胚1個を得るのに3〜4回ほど採卵を繰り返す必要が生じる可能性があります。
ジョージア国に何度も渡航して採卵をするのは時間的にも金銭的にも現実的ではありませんから、(凍結胚の海外移送に協力的な)日本国内のクリニックで採卵を進めて凍結胚を稼ぐというのが一番現実的な準備となります。
- (凍結胚の海外移送に協力的な)日本国内のクリニックで採卵を進める。
- (着床前診断が行えるクリニックなら)正常胚を最低1個は確保してから代理出産プログラムを始める。
- (着床前診断が行えないクリニックなら)15個〜20個程度の凍結初期胚*を確保してから代理出産プログラムを始める。
※初期胚での凍結でないとジョージア国での着床前診断は行えません。
尚、自己卵子を利用した代理出産プログラムは、日本の法律による出生届提出の年齢制限のため、女性側が45歳までの方が上限目安となりますので、予めご承知ください(既に正常胚が1個以上確保出来ている場合は、48歳まででも間に合います)。
48歳が近くなっても正常胚が1つも得られていないか、代理母が妊娠に至らなかった場合は、その時点ですぐに卵子提供による代理出産に切り替えて進める必要があります。
また、女性側が40歳を超えているという事は、男性側も同様に年齢が気になる時期に達しているはずです。
この場合、正常胚を獲得する事を妨げているのが、男性側の問題であると言う可能性も十分考えられます。
代理出産プログラムを成功させるには、男性側の協力も不可欠ですので、女性側の問題だけと、軽く考えないように注意してください。
- 定期的な精子検査を行う事。
- 食生活に注意し、タバコ・酒は今すぐに止めること。
- 定期的な射精をすること。
ご不明な点などありましたら、ご遠慮なくジョージア代理出産ジャパンまでお問い合わせください。