皆さま、お元気ですか?สวัสดีค่ะ 日本人スタッフの加地 茜(かじ あかね)です。
今回は、2018年4月20日から29日にかけて東京・大阪で開催した、第20回個別相談会についてです。
貴重な時間を割いてお越し頂きました皆さま、心から感謝いたします。
東京日程は4月20日〜24日までの5日間、大阪会場は4月28日〜29日までの2日間でした。
最近は、年齢による制限から、代理出産を検討せざるを得ないケースが増えてきているように感じます。
通常の卵子提供を受けての体外受精を希望していても、着床率や遺伝子異常の確率が年齢と共に極端に低くなる事を考えると、早めに代理出産に切り替えた方が良い結果を得られるかもしれません。
さらに、子宮の異常から、子宮摘出をしており、代理出産の選択肢しか残されていないケースもあります。
この場合、奥様の年齢が48歳までの場合はジョージアでの代理出産、48歳以上の場合はカンボジアでの代理出産を選択する事になります。
代理出産パッケージの一覧:http://thai.ivf-support.me/sm.html
ただし、妊娠率に影響するのは女性側の問題だけではなく、多くが男性側の問題(精子の質)によるものであるケースも珍しくありません。
米国の研究結果では、45歳以上の男性の精子では25%以上のDNA断片化率となり、この断片化率は胚盤胞の遺伝子異常の確率や着床率に直接影響します。
不妊治療には、男性側の精子の質をどれほど高められるか、という、男性側の努力も必要なのです。
今回の個別相談会では、男性側の精子の質という点も重点的に説明させて頂きました。
不妊治療はすぐに結果を見ることが出来ず、目に見えない所で進んでいきますので、もどかしい思いをすることが多いですが、私達もお客様と一緒に一歩一歩、今できることを着実に進めていき、良い結果が得られるようサポートができればと思います。