2017年4月23日 横須賀 武彦

睡眠時間が短くても、長くても、精子の質が低下する!?

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睡眠と精子の質との関係

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睡眠は食事や運動とともに、健康を維持し、増進するための3本の柱の1つとされています。

お子さんを望むカップルにとっては、食事や運動については話題になることが多いようですが、睡眠についてはそれほどではないかもしれません。

特に男性の場合はなおのことかもしれません。

そこで、睡眠の質や長さと精子の質の関係についての研究報告をご紹介します。

ーー よく眠れなくても、よく眠れすぎても、精子の質が低下する

ーー 睡眠時間が短くても、長くても、精子の質が低下する

ーー 睡眠時間を適正化することによって精子数が改善されるかもしれない

ーー 日本人男性の睡眠

それでは、日本人男性の睡眠時間はどれくらいなのでしょうか。

厚生労働省の平成27年「国民健康・栄養調査」をみてみると、30-39歳の男性の睡眠時間は5.0時間未満が9.4%、5.0-6.0が36.3%、6.0-7.0が36.5%、7.0-8.0が14.8%、8.0-9.0が2.7%、そして、9時間以上が0.2%という結果になっています。

中国の研究で最も総精子数が多かった睡眠時間だった7.0-8.0は14.8%と少数派で、7時間以下が8割以上とほとんどを占めています。

そして、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、この 10 年でみると、平成19年以降、有意に増加しているというのです。

現実の問題として、日本人男性の睡眠時間は、決して、精子の質によい影響を及ぼしているとは言えない状況であることがわかります。

ーー ホルモンよりも、体内時計

参照サイト:http://www.akanbou.com/mailmagazine/20170423.html

日本の男性の大半は睡眠不足とのことですので、妊活成功にはより強く意識した生活(睡眠と働き方)を意識する必要があると思います。

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この記事を書いた人

横須賀 武彦

バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超