2017年2月16日 横須賀 武彦

着床前診断はCGHからNGS(next-generation-sequencing)が主流となるでしょう。

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染色体検査

PGSは着床前遺伝子スクリーングであり、PCRは着床前遺伝子診断になります。

PGSは着床前遺伝子スクリーング(FISH 性別を含む重要な5つの染色体の検査)で染色体の増減を調べて染色体異常から起こり得るダウン症児の発生を回避する目的で用いられます。

一方PGD-PCRは特定の遺伝子疾患を持ったお子供様の出生を回避する目的で使われます。

着床前遺伝子スクリーング(PGS-FISH)は 性別を含む重要な5つの染色体の検査するので、ダウン症回避や性別選択目的で行われているのが今までの状況です。

現在の着床前診断は染色体全数22+2=24を診断するCGHを経てNGS(next-generation-sequencing)に移行しています。

CGHとNGSの検査精度はほぼ同じでですが、NGSのほうがコストパフォーマンスが良いので、今後はNGSが主流となるでしょう。

弊社ではマレーシアのクアラルンプールのクリニックと提携して日本人にNGSを行なうプログラムを構築中です。

遅くても3月中旬には、正式にご案内できるよう誠意調査中です。

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この記事を書いた人

横須賀 武彦

バンコク在住、(株)ジェイ・ウェッブ・クリエーション代表。1997年にバンコクへ移住し、現地工場長を経て2004年に会社設立。現在はバンコクで医療系の情報提供と起業支援を中心に活動中。日本国内で年に2回ほど個別相談会も開催しています。1952年生まれで茨城県水戸市出身、在タイ20年超